2000年 オーストリア国立モーツァルテウム音楽大学にて研鑽
モーツァルト広場にて
毎日モーツァルテウム音楽大学でのレッスンに通いその帰りがけによく立ち寄った。
同時期、二期会の研修所にて丁度「フィガロ」のコンテッサ(伯爵夫人)役を勉強していたこともあり、モーツァルトをもっと深く知りたいと思っていたので、ザルツブルグでの研修は本当にベストタイミングだった。
多くの作曲家には円熟味を経て自らを回顧する所謂「晩年期」いうものがあるが、モーツァルトには無い。35歳という若さで無くなってしまったことも一つの理由かもしれない。
天才と言われた幼児期から、一つ一つの瞬間を精一杯生き、走り続けたアーティスト。
軽快で且つ繊細な音楽からも伺えること、
それは―彼の人生は常に青春期!
ということではないだろうか
Barbara Ann Martin先生とレッスン室にて
クラスメイトのキャリー(中央)とエリフィリ(右)エリフィリはマリア・カラスの出身地ギリシャ出身。
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